採択団体が決定しました。

報告書を公開します。

報告書を公開します。

はじめに

子ども食堂は「子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂」です。家庭や学校以外の子どもの居場所づくりとして最近話題になっています。地域の目線としても子どもを見守ることができる場所となっています。

少なすぎる西条市内の「子ども食堂」

子ども食堂の理想的な数は、「各小学校校区に一つ以上」と言われています。しかし令和4年6月現在、西条市内の小学校校区は25校ありますが、実際に活動されている子ども食堂の数は3軒のみです。

子どもの居場所だけでなく多方面にわたる良い影響

子ども食堂がたくさん存在することで考えられる影響は、

  • 子どもの課題の早期発見
  • そこへ集まる妊婦やひとり親、高齢者に対しても心のよりどころになる
  • ボランティアで働く人のやりがいや生きがい作り
  • 食品ロスの削減

などが考えられます。
この助成プログラムがその足がかりとなる事を期待しています。

子ども食堂の数が増えていくその先には
~子ども食堂同士のネットワーク構築~

子ども食堂の数が目標数に近づくにつれ、今度は子ども食堂それぞれに悩み事も発生するかもしれません。
私たちはそのサポートも当然行いますが、子ども食堂の運営団体同士のつながりや連携に関する新たな助成プログラムの作成も視野に入れています。
連携ができることで運営者の安心感が生まれ、また新たな子どもが設立されるのではないでしょうか。

SDGsの観点からも

子ども食堂の活動は以下のSDGsに関連します。

  • 1番 貧困をなくそう
  • 2番 飢餓をゼロに
  • 3番 すべての人に健康と福祉を
  • 11番 住み続けられるまちづくりを
  • 17番 パートナーシップで目標を達成しよう

様々な人に関係をしていただきながら、つながり、ずっと明るく楽しく住みよい西条市であるように子ども食堂の活動を支援していきます。

プログラムの期間

採択後~令和6年2月28日(水)
(令和6年3月31日までに事業報告書を提出してください。)

1.対象となる団体

【1】応募条件

  1. 西条市に事務所を置く企業や団体
  2. 当事業を遂行することが可能な団体
  3. 以下のいずれにも該当しない団体
  • 個人的な活動や趣味的なサークルなどの団体
  • 政治活動や宗教活動を主たる目的とする団体
  • 反社会的勢力と関係のある団体

【3】助成対象事業

以下のどちらかに該当する団体

  • 西条市内に子ども食堂を新たに設立する予定の企業や団体
  • 子ども食堂を設立して半年以内の団体

2.助成金額

20万円(@10万円×2件)

3.助成内容(助成対象経費)

本事業に関する以下の費用

  • 人件費
  • 物件費やそれにかかる手続き費用
  • 消耗品費 
  • 備品購入費
  • 原材料費
  • 燃料費
  • 光熱水費
  • 通信運搬費
  • 広告費
  • 印刷製本費
  • 手数料
  • 保険料
  • 家賃
  • 講師料
  • その他必要経費

対象外経費

  • スタッフの飲食費
  • イベントなどの一般参加者の旅費や交通費

【外部委託に関して】
※活動内容の外部委託は貴団体で実施が不可能な場合のみ認められます。また、全部委託は認められません。

4.選考方法と選考基準

「えひめ西条つながり基金」が設定する「助成選考委員会」で書類選考を行い結果を通知します。
選考では「申請内容」、「インターネットなどで公開されている情報」を確認した上で、必要に応じて面談等を実施して採否を決定いたします。

選考基準

  1. 本助成事業の主旨と条件に合致しているか
  2. 地域社会のニーズや課題を的確にふまえているか
  3. 実現可能な事業かどうか

5.助成の応募申請について

【申請期間】
2022年12月31日(土)17時必着

申請方法

助成プログラム申込フォーム (File responses)

2.申請エントリーフォームからエントリー

https://forms.gle/dnWS9atCqWxqLYaLA

直接財団にお問い合わせください。

6.結果通知等

審査後ただちに応募者各位あてにメールにて採否の結果を通知します。
採択団体のみ「えひめ西条つながり基金」のホームページに団体名を掲載します。
尚、選考結果や選考内容、採否の理由に関するお問い合わせは当該団体の方に限りご希望があればお答えいたします。

助成プログラムの流れ

  1. 相談会
  2. 申込
  3. 審査
  4. 決定
  5. 事業実施
  6. 成果報告
  7. 助成金受取

7.助成決定時の義務・条件

「助成交付に関する確認及び必要書類」の送信について

選考の結果、採択団体となられた場合は採択通知とあわせて「助成交付に関する確認及び必要書類」のURLをお知らせします。
内容をご確認の上、送信してください。

これにより事業の経過あるいは完了報告、収支会計報告、その他使途変更等の事前相談手続き等の義務を負っていただく事になります。

事業の報告義務について

採択団体は申請内容と予算を事務局と調整しながら確実に実施するようお願いします。
尚、事業の実施状況確認のため訪問・面談・電話等で連絡後、必要に応じて「中間報告」を提出頂く場合があります。
また事業の経過・完了報告については、その一般公開についての同意をお願いします。

8.助成事業決定後の事業内容変更や中止について

助成申請の取り下げについて

助成決定事業の助成金受け取りを取り下げる場合、えひめ西条つながり基金にご相談のうえ、中止理由書を提出してください。

助成内容の変更や中止について

助成決定事業を途中で変更もしくは中止する場合、変更理由書もしくは中止理由書を提出し、えひめ西条つながり基金の承認を事前に受けることが必要です。

9.助成事業の実績報告

実績報告について

助成事業の終了1か月以内に以下の書類を郵便もしくはメールにてえひめ西条つながり基金まで提出してください。

  • 所定の実績報告書
  • 事業実施状況の分かる写真や作成したチラシなどの印刷物
  • 新聞記事などの資料
  • 領収書・受領書のコピー

ホームページ・広告誌・SNS等での成果報告

社会に対し助成事業で得られた成果を広く伝えるため、えひめ西条つながり基金のホームページやSNS・広報誌等で成果を報告させていただきます。
また新聞やテレビ等の報道機関の求めに応じて事業成果等の情報を提供する場合があります。

10.助成金のお支払いに関して

採択事業の終了後1か月以内に実績報告書を提出していただき助成決定金額を上限として事業実施に使用した支出金を助成します。
実績報告書の提出から約1か月以内に団体の指定口座へ振り込みます。


※助成対象とならない経費については、助成の支払はできません。
対象経費に関して不安がある場合はその都度ご相談ください。

11.助成金の返還や関係書類の保存などについて

助成金の返還について

以下の内容に関し、是正措置を求めたにも関わらず改善されない場合は返還を求めます。

  • 貴団体やその構成員が応募要領、助成金に関する確認事項、法令、条例、規則等に違反や虚偽の報告があった場合
  • 助成金を目的以外に使用した場合

関係書類の保存について

助成金を交付された団体は、助成金に関する収支の証拠書類(領収書など)をいつでも閲覧できるようにしておいてください。
証拠書類は事業実施終了後、3年間保存してください。

12.その他 重要な注意事項(必ずお読みください)

個人情報の取り扱いについて

申請に関する個人情報はえひめ西条つながり基金の選考に関わる業務以外に使用しません。

提出書類等の返却について

提出いただいた書類・資料等は返却できません。