はじめに
私たち、えひめ西条つながり基金(以下、当財団と記します)は財団設立の際に様々
な市民の方との対話を行い、西条市における「ごみ」の課題が重要であるということを
認識しました。
今年に入って家庭用ゴミ袋が有料になり、市民のゴミに対する関心が高くなってき
ており、当財団ではいかに長期的にごみの量を減らしていけるのか、また市民に意識
づけをしていけるのかを考えてきました。
どうすればごみを減らしていけるのか
長かったコロナ禍から解放され、今まで抑圧されたうっぷんを晴らすかのように市内
ではたくさんのイベントが開催されるようになりました。経済活動が活発になり、まち
に賑わいが戻ってきた一方でイベント会場にはたくさんのごみが発生しているのを見
かけます。中でも多いのが、使い捨ての食器や包装紙のごみです。日常のごみは適
切に処理する、または増えないようにする傾向がありますが、イベントなどの非日常
においては大量に出てしまうケースが全国的にも多くあるようです。
そこで当財団ではイベント主催者を対象に、イベントごみを減らすことを通じて参加
者にごみ減量の啓発を行い、その結果市民の環境意識を高めていくことを目指して
いきます。
この助成プログラムで想定される事業
本助成事業では「イベント自体のごみを減らすこと」と「イベントに参加した市民がご
みを減らすようになっていくこと」を目的としています。そして助成金がある時だけごみ
の減量をイベントで取り扱うのではなく、助成事業後も継続して活動できるものを支援
したいと考えています。
例えば、リユース食器を購入する費用にしたり、企業とのコラボでごみ減量の仕組
みが継続できるモデルを構築したり、生ごみの処理や分別ができる道具を購入したり
することを想定しています。
より多くの市民にごみを減らすことの大事さを伝え、それを継続していけるものを採
択します。
1. 対象となる団体・事業
【1】応募条件
- 西条市に事務所を置く企業やNPO法人、市民活動団体等(以下、団体とする)
- 当事業を遂行することが可能な団体
- 以下のいずれにも該当しない団体
- 個人的な活動や趣味的なサークルなどの団体
- 政治活動と宗教活動を主たる目的とする団体
- 反社会的勢力と関係のある団体
上記1〜3を全て満たす団体であり、西条市にて一定規模のイベントを継続して行う意思のあるもの。
【2】助成対象事業
「イベントからごみを減らそう」事業
2. 助成金額
15万円
3. 助成内容(助成対象経費)
本事業に関する以下の費用を助成します。
- 雇人費
- 消耗品費
- 賃借料
- 備品購入費
- 広告宣伝費
- 印刷製本費
- 保険料
- 手数料
- その他必要経費
対象外経費
- スタッフの飲食費
- イベント自体にかかる経費
【外部委託に関して】
※活動内容の外部委託は貴団体で実施が不可能な場合のみ認められます。また、全部委託は認められません。
4. プログラムの期間
採択後〜令和7年1月31日
※令和7年2月28日までに事業報告書を提出してください。
5. 選考方法と選考基準
【選考方法】
当財団が設定する「助成審査会」にて書類選考を行い、結果を通知します。
選考では「審査内容」、「インターネット等で公開されている情報」を確認した上で、必要に応じて面談等を実施して採否を決定いたします。
【選考基準】
- 本助成事業の主旨と条件に合致しているか
- 継続できる根拠が明確か
- 実現可能な事業かどうか
※応募多数の場合は上記に加え、本事業において社会的影響の多寡を評価します。
6. 助成の応募申請について
【申請期間】
2024年1月31日17時必着
【申請方法】
予算書等をダウンロードしていただきご記入の上、下記申込フォームからのお申込み
https://forms.gle/Hwppm55KLtgw6bDo6
もしくは当財団事務所(西条市大町1663サカエマチHOLIC内)まで郵送もしくは直接お持ちください。
ご不明点があれば財団スタッフにまでお声掛けください。
7. 結果通知
審査後ただちに応募者各位あてにメールにて採否の結果を通知します。
採択団体のみ「えひめ西条つながり基金」のホームページに団体名を掲載します。
尚、選考結果や選考内容、採否の理由に関するお問い合わせは当該団体の方に限り、ご希望があればお答えいたします。
助成プログラムの流れは以下のようになります。
- 助成プログラム説明会(12/16(土) 18:30~@オンライン)
- 申請
- 審査
- 決定
- 事業実施
- 成果報告
- 助成金受取
8. 助成決定時の義務・条件
【「助成交付に関する確認及び必要書類」の送信について】
選考の結果、採択団体となられた場合は採択通知とあわせて「助成交付に関する確認及び必要書類」のURLをお知らせします。
内容をご確認の上、送信してください。
これにより事業の経過あるいは完了報告、収支会計報告、その他使途変更等の事前相談手続き等の義務を負っていただくことになります。
【事業の報告義務について】
採択団体は申請内容と予算を事務局と調整しながら確実に実施するようにお願いします。
尚、事業の実施状況確認のため訪問・面談・電話等で連絡後、必要に応じて「中間報告」を提出していただく場合があります。
また事業の経過・完了報告については、その一般公開について同意をお願いします。
9. 助成事業決定後の事業内容変更や中止について
【助成申請の取り下げについて】
助成決定事業の助成金受け取りを取り下げる場合、当財団にご相談のうえ、中止理由書を提出してください。
【助成内容の変更や中止について】
助成決定事業を途中で変更もしくは中止する場合、変更理由書もしくは中止理由書を提出し、当財団の承認を事前に受けることが必要です。
10. 助成事業の実績報告
【実績報告について】
助成事業の終了1か月以内に以下の書類を郵便もしくはメールにて当財団まで提出してください。
- 所定の実績報告書
- 事業実施状況の分かる写真や作成したチラシなどの印刷物
- 新聞記事などの資料
- 領収書・受領書のコピー
【ホームページ・広報誌・SNS等での成果報告】
社会に対し助成事業で得られた成果を広く伝えるため、当財団のホームページやSNS・広報誌等で成果を報告させていただきます。
また新聞やテレビ等の報道機関の求めに応じて事業成果等の情報を提供する場合があります。
11. 助成金のお支払いに関して
採択事業の終了後1か月以内に実績報告書を提出していただき、助成決定額を上限として事業実施に使用した支出金を助成します。
実績報告書の提出から約1か月以内に団体の指定口座へ振り込みます。
※助成対象とならない経費については、助成金のお支払いはできません。対象経費に関して不安がある場合は、その都度ご相談ください。
12. 助成金の返還や関係書類の保存などについて
【助成金の返還について】
以下の内容に関し、是正措置を求めたにも関わらず改善されない場合は返還を求めます。
- 貴団体やその構成員が応募要項、助成金に関する確認事項、法令、条例、規則等に違反や虚偽の報告があった場合
- 助成金を目的以外に使用した場合
【関係書類の保存について】
助成金を交付された団体は、助成金に関する収支の証拠書類(領収書など)をいつでも閲覧できるようにしておいてください。
証拠書類は事業実施終了後、3年間保存してください。
13. その他 重要な注意事項(必ずお読みください)
【個人情報の取り扱いについて】
申請に関する個人情報は当財団の選考に関わる業務以外に使用しません。
【提出書類の返却について】
提出いただいた書類・資料等は返却できません。