1. 助成の趣旨
西条市市之川エリアは、かつて世界一の埋蔵量を誇る輝安鉱によって栄えた地域でした。しかし、鉱山の閉山により地域の活気は失われました。今年度をもって、市之川公民館も閉館し、中にあった鉱山資料館の貴重な資料や展示物は考古歴史館に移設予定です。この状況を憂いた西条高校の生徒たちは「輝安KOU房」を設立し、輝安鉱をテーマにした地域活性化活動を開始しました。その活動を通じて得られた資金を(公財)えひめ西条つながり基金に寄付し「市之川未来基金」を設立しました。
本助成は、市之川未来基金の資金を活用し、輝安鉱を活用した商品開発を行う市内団体・企業を支援することで、多くの人が市之川エリアを知るきっかけを作りながら、地域の活性化と新たな価値創出を目指します。また企業と高校生が協働を行うことで、高校生にとっては学びと成長に繋がること、企業にとっては地域との関わりを増やす経験に繋がることを目標の一つとして掲げています。
2. 助成対象
以下の条件を満たす団体及び企業を対象とします。
①西条市内に本社または事業所を有している
②輝安鉱を活用した商品開発を行う
③西条高校「輝安KOU房」とコラボレーションを行う
④以下のいずれにも該当しない団体
●個人的な活動や趣味的なサークルなどの団体
●政治活動や宗教活動を主たる目的とする団体
●反社会的勢力と関係のある団体
3. 助成内容
- 助成件数:2件
- 助成金額:1件あたり12万円
- 助成対象経費:商品開発に必要な材料費、試作費、デザイン費、マーケティング費用等
4. 応募方法
応募を希望する団体及び企業は、以下の手続きをしてください。
①予算書をダウンロード
予算書_団体名_R7市之川.xlsx ←こちらをクリック
②応募申請フォームより申請(予算書を添付)
https://forms.gle/XSoYEpLe5CA9GZTj6 ←こちらをクリック
※申請の仕方がわからない方はサポートをしますので、早めに事務局までご相談ください。
5. 応募期間
令和7年4月3日 ~ 令和7年5月10日
6. 選考方法
提出書類を基に審査を行い、以下の観点から総合的に判断します。
- 輝安鉱の活用度(地域資源の魅力を最大限に引き出せているか)
- 市之川の認知度向上(多くの人に伝わる可能性があるか)
- 事業の実現可能性(実行計画が現実的であるか)
- 「輝安KOU房」との協力関係(連携が円滑に進むか)
7. 結果通知
選考結果は、応募締切後3週間以内に申請団体及び企業へ通知します。
8. 助成決定時の義務・条件
【「助成交付に関する確認及び必要書類」の送信について】
選考の結果、採択団体となられた場合は採択通知とあわせて「助成交付に関する確認及び必要書類」のURLをお知らせします。
内容をご確認の上、送信してください。
これにより事業の経過あるいは完了報告、収支会計報告、その他使途変更等の事前相談手続き等の義務を負っていただく事になります。
【事業の報告義務について】
採択団体は申請内容と予算を事務局と調整しながら確実に実施するようお願いします。
尚、事業の実施状況確認のため訪問・面談・電話等で連絡後、必要に応じて「中間報告」を提出頂く場合があります。
また事業の経過・完了報告については、その一般公開についての同意をお願いします。
9.助成事業決定後の事業内容変更や中止について
【助成申請の取り下げについて】
助成決定事業の助成金受け取りを取り下げる場合、えひめ西条つながり基金にご相談のうえ、中止理由書を提出してください。
【助成内容の変更や中止について】
助成決定事業を途中で変更もしくは中止する場合、変更理由書もしくは中止理由書を提出し、えひめ西条つながり基金の承認を事前に受けることが必要です。
10.助成事業の実績報告
【実績報告について】
助成事業の終了15日以内に以下の書類を郵便もしくはメールにてえひめ西条つながり基金まで提出してください。
●所定の実績報告書
●事業実施状況の分かる写真や作成したチラシなどの印刷物・
新聞記事などの資料
●領収書・受領書等のコピー
【ホームページ・広告誌・SNS等での成果報告】
社会に対し助成事業で得られた成果を広く伝えるため、
えひめ西条つながり基金のホームページやSNS・広報誌等で
成果を報告させていただきます。
また新聞やテレビ等の報道機関の求めに応じて事業成果等の
情報を提供する場合があります。
11.助成金のお支払いに関して
採択事業の終了後15日以内に実績報告書を提出していただき
助成決定金額を上限として事業実施に使用した支出金を助成します。
実績報告書の提出から15日以内に団体及び企業の指定口座へ振り込みます。
※助成対象とならない経費については、助成の支払はできません。対象経費に関して不安がある場合はその都度ご相談ください。
12.助成金の返還や関係書類の保存などについて
【助成金の返還について】
以下の内容に関し、是正措置を求めたにも関わらず改善されない場合は返還を求めます。
・貴団体やその構成員が応募要領、助成金に関する確認事項、法令、条例、規則等に違反や虚偽の報告があった場合
・助成金を目的以外に使用した場合
【関係書類の保存について】
助成金を交付された団体は、助成金に関する収支の証拠書類(領収書など)をいつでも閲覧できるようにしておいてください。
証拠書類は事業実施終了後、3年間保存してください。
13.その他 重要な注意事項(必ずお読みください)
【個人情報の取り扱いについて】
申請に関する個人情報はえひめ西条つながり基金の選考に関わる業務以外に使用しません。
【提出書類等の返却について】
提出いただいた書類・資料等は返却できません。