市民の皆様、こんにちは。
今回は「今治・西条 山林火災復興支援基金」の助成事業について、その目的と、復興に向けて活動された2団体さんの取り組みを分かりやすくまとめました。
大きな被害をもたらした山林火災からの復興を目指す、地域を挙げた大切な支援活動です。
ぜひご覧ください。
1. 「今治・西条 山林火災復興支援基金」助成事業の目的と概要
■ なぜこの基金ができたの?
2025年3月、愛媛県の今治市と西条市で、平成以降において県内最大規模となる深刻な山林火災が発生しました。この災害で被害に遭われた方々を支え、被災地の自然や暮らしを一日も早く取り戻すための支援が急務となりました。
■ どんな助成事業なの?
被災された方々の支援や、地域の復興活動に取り組む団体さんを資金面(1事業あたり5万円〜10万円)からサポートし、持続可能な地域づくりに貢献することを目的としたプログラムです。
具体的には、以下のような幅広い復興・支援活動が対象とされました。
- ボランティア支援:活動に必要な物資の購入や、交通費・食事の提供など
- メンタルヘルスケア:被災された方の心のケアプログラムや交流の場づくり
- 2次災害対策:土砂崩れを防ぐための応急処置や防災教室の開催
- 専門家派遣:災害に強い森づくりの指導や、生活再建のための相談会
- 植樹関連活動:失われた緑を取り戻すための苗木購入や植樹イベントの実施
2. 採択された2団体さんのプロジェクト結果報告
被災地の復興という共通の目標に向かって、それぞれの強みを活かして活動された2団体さんの成果をご報告します。
🤝 プロジェクト①:NPO法人えひめ311 さん
被災地支援や防災・減災活動に豊富な経験を持つ「NPO法人えひめ311」さんが、この基金を活用して山林火災時の災害用ドローンの活用について勉強会と実践を行いました。
- 活動の成果
災害支援ボランティア仲間やNPO法人Vサポートさんとバリクリーン施設見学やドローン講習会を行いました。また山林火災の現地視察を行い、関係者と今後の想定などについて話し合いが行われました。
🌱 プロジェクト②:高宮農園 さん
地元で農業を営む「高宮農園」さんは被災した山林・竹林に桜や梅などのきれいな花が咲く樹木を埋める計画を作りました。
- 活動の成果
今治社協さんや地域の学生さんたち、地域おこし協力隊などの協力も得て、みんなで楽しく120本の植樹をすることができました。
まとめ
2025年の大規模な山林火災は地域に深い傷跡を残しましたが、「NPO法人えひめ311」さんや「高宮農園」さんのような、地域を想うあたたかい活動によって、復興への歩みは着実に進んでいます。
即時の災害対応ということで支援を行いましたが、今治地区のネットワークが脆弱であったこと、また損害がそれほど大きくなかったこともあり助成先の応募数が少なかったことも今後の活動の学びになりました。まだまだ復興活動に関しては続きますので、引き続き支援を継続していけるように準備をしていきたいと思います。
詳しい実績報告書は下記に掲載します。
豊かな自然と安心できる暮らしを一日でも早く取り戻すため、これからも地域の復興活動を皆で一緒に応援していきましょう!